自分で言うのもなんですが、私って練習の虫です(でした)。
が、小さい子供二人の子育てが始まり、当然のことながら練習時間が激減しました。平日は、真夜中或は早朝にさらう日々が続いています。休日は仕事のためならばまぁ少し弾けても、コロナの影響で仕事が無い今は何となく後ろめたさを感じながらさらっています、、、。そんな中、ビデオ収録のお仕事の依頼が嬉しいことにあり、宅録を始めました。久しぶりに自分の演奏をちゃんと撮ってみてびっくり。弓がバッテンになっている&センプレ指板寄り。何だこれは〜。オーケストラのセカンドヴァイオリンで譜読み続いていたり混ざった音色を求めすぎていてこうなったのか、はたまた単なる練習不足なのか分かりませんが、色々試行錯誤してみました。何だかすっかり愚痴ブログになっていますが、今日お伝えしたいのは、弓の軌道を修正する方法を見つけました。
1.鏡を見てさらう♡楽器を構えて自分から見た弓の角度は実はまっすぐと思っていても違っている可能性があります。なので、客観的に分かりやすく鏡を使うのが◯。
2.下げ弓のときに右ひざ、上げ弓のときに左ひざを曲げながら弾く♡まだ身体の柔らかい子供が無造作にする動きをイメージしながらこの動きを繰り返していると、自然な動きを思い出せます。この方法はスイスのS.H教授直伝です。信じる者は何とかです。
3.緊張や疲れなどで、右肩を前方に出しすぎている可能性があるので肩甲骨からぐるりと後ろに楽な状態に戻してあげる♡深呼吸も一緒にすると効果的(すとんと最後に肩を下におろす時に吐きます)
4. お腹から楽器をあげてみるつもりで♡この表現は学生時代にU先生が室内楽の授業でされていましたが当時は何のことだか良く分かりませんでした。腹筋を使って立てていないと楽器も下がってきていて、結果弓も重力に引っ張られて指板のほうへいきやすいです。かといって楽器だけ無理矢理あげてもちぐはぐです。少々古いですが、のだめ弾きのイメージで。
5. 右手の持ち方をナチュラルに♡新聞紙を丸めて使ったスティックでもなんでも良いので力を抜いて持つ状態を手で思い出します。(私の場合は弓先に近づくにつれて薬指を無意識に縮めていたため、角度が変わってしまっていました。)
この4つで相当変わると思います、音楽以外でお忙しい方、お試しあれ、、。
バッテンになっている例
まっすぐになっている例
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