2020年12月31日木曜日

弾き納め

 今年は音楽家にとっても厳しい一年となりました。特に給付金があってもなかなか平等には行き渡らない事を身を持って感じました。しかし、そういうときこそ好きな音楽鑑賞する事、楽器を弾くことが自分の精神も安らげてくれると再確認出来ました。そして、ビデオ配信への取り組みもさらに(時間が作れれば)頑張りたいと思った一年です。今年最後のドソロイベントの際にはそういった録音技術を使えました。自分のヴァイオリン演奏を録音して、本番で二重奏をするという新しい試みです!お客様やスタップの方々とお話ししたところご好評につき、また機会があれば披露させていただきたいと思っております。

来年は平和な年となりますように。

2020年12月27日日曜日

レッスン料金改定


 大人の初級の方→3,000円/1時間

大人の中級の方→4,000円/1時間

大人の上級の方→5,000円/1時間


小学生→2,500円/1時間 

小学生以下のお子様→1,500円/30分


特別レッスン→10,000円/1時間

アンサンブル→6,000円/1時間


No テナー?!スペシャルオータムコンサート

 11月のお話ですが、下記コンサートに出演させて頂きました。

バリトンづくし、素晴らしかったです。4人競うのではなく、より良い舞台を目指す姿勢に私も楽器隊の一員として頑張ろうという想いが強くなりました。オケの中の弾き方では足りないということも身に染みました。


2020年12月11日金曜日

2020年12月5日土曜日

クラシック版紅白歌合戦

 卒業してすぐに沢山声をかけて頂いてお世話になっていたオーケストラに久しぶり行きました。サントリーホールにて、クラシックの歌い手が紅組と白組に別れてオペラのアリアを歌い合って競うという演奏会で何だかとても豪華で奥深い世界でした。開始前の意気込みで、紅組の指揮者松尾さんが「勝ち負けよりも、この状況(コロナ渦)で、このように音楽を皆さんにお届け出来るのが、演奏出来るのがとにかく嬉しい!!!」と語っていたのが心に響きました。

結果は白組の勝ち。

来年もまたあるそうですよ!




2020年11月22日日曜日

The nutcracker

 くるみ割り人形の公演で演奏してきました。また12月にもありますが、まだ自分の子どもたちはお家でDVD鑑賞のみ。2人が観に来られる歳になるまで頑張って引き続けねば。

 12/5、高島屋のクリスマスライヴ配信に出演します。

オーケストラのどこにいるでしょう、、、。ウオーリーを探せのような。

https://www.takashimaya.co.jp/store/special/christmas/index.html


2020年9月20日日曜日

久しぶり

 9/19に、ずっと先送りになっていた本番が合同練習という形で開催されました。

稲城市の混声合唱団の演奏会のうちの一曲にソロで共演させて頂きました。林充氏作曲「うた」、心に残るメロディーと風刺の利いた歌詞で、すっかりこの曲が好きになりました。舞台下からの登場だったので、湿気で弓の毛が緩んでいるのに気が付かなかったのが、本番ならではのハプニング(?)でしたが、兎に角本番はどのような形にせよ踏む事が大事だなと改めて感じました。

ピアノの横山さん(中学からの同級生!今回声かけてくれました)、指揮の竹内さん(初めましてでした)、稲城市合唱団の皆様、お疲れさまでした!

2020年8月30日日曜日

Passacaglia 〜無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータより〜

 新作のビデオが出来ました。

作曲家のG.Bataloni氏がコロナ自粛期間中に書き上げて自分に献呈して下さりました。音楽や芸術関連は苦しい状況が続いていますが、だからこそ創作意欲が湧き出てくるのかもしれませんね。

Partita1よりPassacagliaです。









2020年6月10日水曜日

アートにエールを!東京プロジェクト

東京都の芸術文化活動支援事業、アートにエールを!東京プロジェクトに、中野坂上みんなの音楽教室の講師陣で応募したビデオが選ばれました!!
現在動画掲載中です。子供向けテレワークコンサートで検索するとヒット致します。
アートにエールを!東京プロジェクト

是非ご覧下さい♪

2020年5月30日土曜日

弓の軌道

自分で言うのもなんですが、私って練習の虫です(でした)。
が、小さい子供二人の子育てが始まり、当然のことながら練習時間が激減しました。平日は、真夜中或は早朝にさらう日々が続いています。休日は仕事のためならばまぁ少し弾けても、コロナの影響で仕事が無い今は何となく後ろめたさを感じながらさらっています、、、。そんな中、ビデオ収録のお仕事の依頼が嬉しいことにあり、宅録を始めました。久しぶりに自分の演奏をちゃんと撮ってみてびっくり。弓がバッテンになっている&センプレ指板寄り。何だこれは〜。オーケストラのセカンドヴァイオリンで譜読み続いていたり混ざった音色を求めすぎていてこうなったのか、はたまた単なる練習不足なのか分かりませんが、色々試行錯誤してみました。何だかすっかり愚痴ブログになっていますが、今日お伝えしたいのは、弓の軌道を修正する方法を見つけました。

1.鏡を見てさらう♡楽器を構えて自分から見た弓の角度は実はまっすぐと思っていても違っている可能性があります。なので、客観的に分かりやすく鏡を使うのが◯。

2.下げ弓のときに右ひざ、上げ弓のときに左ひざを曲げながら弾く♡まだ身体の柔らかい子供が無造作にする動きをイメージしながらこの動きを繰り返していると、自然な動きを思い出せます。この方法はスイスのS.H教授直伝です。信じる者は何とかです。

3.緊張や疲れなどで、右肩を前方に出しすぎている可能性があるので肩甲骨からぐるりと後ろに楽な状態に戻してあげる♡深呼吸も一緒にすると効果的(すとんと最後に肩を下におろす時に吐きます)

4. お腹から楽器をあげてみるつもりで♡この表現は学生時代にU先生が室内楽の授業でされていましたが当時は何のことだか良く分かりませんでした。腹筋を使って立てていないと楽器も下がってきていて、結果弓も重力に引っ張られて指板のほうへいきやすいです。かといって楽器だけ無理矢理あげてもちぐはぐです。少々古いですが、のだめ弾きのイメージで。

5. 右手の持ち方をナチュラルに♡新聞紙を丸めて使ったスティックでもなんでも良いので力を抜いて持つ状態を手で思い出します。(私の場合は弓先に近づくにつれて薬指を無意識に縮めていたため、角度が変わってしまっていました。)

この4つで相当変わると思います、音楽以外でお忙しい方、お試しあれ、、。


バッテンになっている例



まっすぐになっている例

ビデオの方は無料配信禁止のため写メのみ掲載致します




2020年5月3日日曜日

おうちで遊ぼう

医療従事者の皆様、毎日朝も昼も夜も命をかけて闘って下さっていてありがとうございます。


5月末まで延長された外出自粛要請。コロナウィルスで出かけられない今だからこそ出来る事もあると思おう。
お家で学ぼう!
例えば〜パプリカをイタリア語にするとこうなる。
Let's sing and learn!

PRIMA STROFA
La strada in campagna, proseguiamo giàNella foresta verde giochiamo tutto il dìI raggi del sole brilleranno su di noiQualcuno il tuo nome chiameràE d'estate le ombre si staglianoMi manchi non so più quantoLa prima stella apparsa in cieloIl domani poi nubi non avràRITORNELLOPaprika il fiore nostro sbocceràRiempi il palmo e scaglia I semi su nel bluPaprika il sogno ora è realtàMano nella mano giocheremo ancor.SECONDA STROFALa pioggia battente per la luna un velo èLaggiù qualcuno sento piangereNon aver paura, qui ci sono ioQualcuno il tuo nome chiameràQuanta gioia ora chiamala se vuoiQuando tu sei qui con meAl ritorno il sole spende su di noiIl ricordo è un'ombra fra me e teRITORNELLOPaprika il fiore nostro sbocceràRiempi il palmo e scaglia I semi su nel bluPaprika il sogno ora è realtàMano nella mano giocheremo ancor.Ti rincontreròAttraverso la forestaFra i canti noiI fiori a piene mani e poiLa-di la-di-daTi rincontreròAttraverso la forestaFra i canti noiI fiori a piene mani e poiLa-di la-di-daPaprika il fiore nostro sbocceràRiempi il palmo e scaglia I cieli su nel bluPaprika il sogno ora è realtàMano nella mano giocheremo ancor.Per sfiorarmi ti avvicinerai.
参考:日本語歌詞 米津玄師

2020年5月1日金曜日

会報


群馬県人かいの会報にて少し紹介して頂きました。

2020年4月29日水曜日

フリーランスで再スタート!

2013年より団員として契約しておりましたニューシティ管弦楽団を2020年3月いっぱいで退団致しました。今後はフリーランス奏者に戻り、活動を続けていきます。と言いましても、目下のところコロナウィルスにより公演は軒並み中止。永久にこの状態が続くわけではありませんが、しかし、時折もう二度と演奏のオファーが来なくなるのではという恐怖に襲われます。唯一のプラスな面は、まだ幼い子供たちと沢山の時間を過ごせる事です。

2020年4月8日水曜日

オンライン

コロナウィルス拡大を防ぐために自粛生活が続いています。
その影響で、初オンラインレッスンをしました。音の時差や音質は多少難ありですが、流石現代ッ子は動じずに普通のレッスンが出来ました。
この状況下では音楽はコンサートの開催は当分難しく、仕事が激減する分野ではありますが、家で常に子供と過ごしていると、歌を歌わない日はないし、ピアノに触らない日もないですし、手を叩いてリズム遊びをしない日もありません。音楽は赤ちゃんや幼児にとっても生活の一部、必要とするものなのだなとつくづく感じています。

2020年3月24日火曜日

プチ発表会

新型コロナウィルス、世界各地で多くの人々がその脅威に怯える日々を過ごしています。しかし、このまま収束が分からない中で何もしないで家に籠っていることも難しくなってくることでしょう。
今年に入ってから発表会に向けて助っ人先生を引き受けていた女の子がいます。コロナの影響で、修了式と発表会が出来なくなってしまいました。それでも、自主的に発表会は仲間で開催したそうで良かったです。私のところでも(その子と観客が我が子2人、、、)プチ発表をしてもらい、初めて聴かせてもらったときには果たして間に合うのか全く分からなかったのが、最後までピアノを聴きながら弾ききれて、こちらが嬉しくなりました。何かの目標を持って頑張る大切さを改めて感じました。両親が子供の可能性を信じることも、原動力となるのでしょうね。お疲れさまでした。

2020年3月18日水曜日

ストライクゾーン

ひょんなことから、何ヶ月かに一度集まってカルテットの勉強会をしています。第一ヴァイオリンとチェロは先輩方で、もうバリバリご活躍で弾いていらっしゃるお二人、ヴィオラは私と恐らく同世代ですごく良い響きの方。このような有り難いメンバーに恵まれて、仕事のためではなく、音楽に向き合う時間は貴重です。先日は良いプレイヤーはストライクゾーンが広いという話になりました。懐が広い演奏?と、まだ???
この先どのように変化、進化していけるのか。

2020年3月1日日曜日

Pavelのレッスン

突然思い出した。

Pavelのレッスンを聴講したときのこと。

Warum zählst du mir so viel Geld?? Du hast gute zwei Lehrer. Deine Ohre!!!
何でそんなに僕に大金を払うの?二人も素晴らしい先生がいるじゃないか!君の耳だよ!!!

そうそう、その通り。
でもどうしたらいいの??

先生の役割は、生徒が耳で聴こえていて分かっていて、でもじゃあどうしたらもっと良くなるのかを、あらゆる方法を駆使して指導することなのかなと思う今日この頃です。

2020年2月23日日曜日

新年会


1月2月は新年会が盛りだくさんでした。
群馬県人会ではヴァイオリン1本で30分弾きましたが、なかなか選曲に悩みました。毛結局一番皆さんにうけていたのは、流石元NHKプロデューサーのリクエスト曲『神田川』のイントロ・・・。
ピアノトリオで、皇居の近くの和田倉噴水公演レストランにて演奏致しました。丹下健三設計の建物で立地も素晴らしく、あのような素敵な場所でこれまた素晴らしい音楽家二人ピアノの畑真理さんと、チェロの太田陽子さんと共演出来て幸せでした。メンデルスゾーンのピアノトリオをプログラムに入れたので踏めくりが必要との事で、昔の生徒さんが急遽駆けつけて下さいました。ありがとうございました!!!

私はその日は実は胃腸炎で家族総倒れだったのでした。皆さんにうつさなくて良かった。